週刊 あはきワールド 2007年10月3日号 No.54

解剖学的肢位をとれるかどうかが施術のカギ

第3回あはき師のための在宅ケア実践セミナー開催される



 「寝たきりにしない、させない、つくらない」をモットーに、あはき師による在宅ケアの普及活動を推進する西村久代氏が講師を務める第3回あはき師のための在宅ケア実践セミナー(ヒューマンワールド主催)が9月15、16の両日、東京・新宿区の東洋鍼灸専門学校で開催された。西村氏が自ら提唱する解剖学的肢位理論に基づく在宅ケアテクニックを丁寧に指導した。

 西村氏といえば、関節リラクゼーションテクニックや座・シッティングテクニックで有名だが、最近はそれとともに、「解剖学的肢位」が西村氏の代名詞になりつつある。
 
 今回のセミナーでも、2日間を通じて最も多く西村氏の口から出た単語が「解剖学的肢位」。「関節リラクゼーションテクニックであれ、座・シッティングテクニックであれ、ADL訓練であれ、そのほかの在宅ケアテクニックであれ、解剖学的肢位をはずして施術しても効果は薄い」と西村氏は断言。患者も施術者も、「解剖学的肢位」をとることの重要性を力説するとともに、実技指導でも、「解剖学的肢位」と「解剖学的肢位をはずしたとき」の違いを受講生1人1人に体感させながら、セミナーを進めていた。

 次回の「あはき師のための在宅ケア実践セミナー」は来年3月に開催予定(問い合わせはTEL042‐444‐3678まで)。

写真上:「解剖学的肢位」と「解剖学的肢位をはずしたとき」の違いを体感する実験の様子
写真中・下:受講生1人1人を見て回り、解剖学的肢位がとれているかどうかをチェックし、どうすればとれるのかを丁寧に指導する西村氏



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