週刊 あはきワールド 2007年12月12日号 No.63

基礎実技教育の標準化に向けて
あはき教育を考える

日本鍼灸手技療法教育研究会 第5回学術大会開催される

日本理療科教員連盟と東洋療法学校協会が合同して2002年に設立した「あはき教育研究懇話会」が名称を変更して、昨年新たに設立された「日本鍼灸手技療法教育研究会」(吉川恵士会長)の第5回学術大会(昨年の第4回まではあはき教育研究大会)が11月23日、東京都文京区の筑波大学大塚キャンパスで開催された。「あはき教育を考える―基礎実技教育の標準化に向けて―」をテーマに、基調講演、研究報告、基礎実技教育の標準化に向けて、などが行われた。

同研究会会長の吉川恵士氏による基調講演に続いて行われた研究報告では、栗原勝美(東京都立文京盲学校)、中島史(北海道高等盲学校)、黒岩聡(筑波大学附属視覚特別支援学校)、遠藤弘康(湘南医療福祉専門学校)、谷美樹(東京衛生学園専門学校)、吉本豊(赤門鍼灸柔整専門学校)の六氏が演者として登壇。それぞれ「あん摩はりきゅう臨床実習で受療中の患者の骨折リスクの検討~文京盲学校臨床室の実態~」「はり実技指導の一考察~個人カルテの導入・活用を中心に~」「盲学校理療科の実態に即した生理学実験実習のあり方について~ウシガエルを用いた心機能実験を中心に~」「あはき教育を考える 臨床施術所から見た学習指導上の課題②」「圧センサーを用いたマッサージ基本実技の評価法」「鍼基本実技習得について」をテーマに発表した。

後藤治久(神奈川衛生学園専門学校学校長)、栗原勝美(東京都立文京盲学校)の両氏が座長を務める「基礎実技教育の標準化に向けて―前腕のマッサージと腰部の鍼―」は指定発言と分科会の二部構成で行われた。

 指定発言の「前腕のマッサージ実技」では、岩屋芳夫氏(筑波大学附属視覚特別支援学校)と富井利一氏(神奈川衛生学園専門学校)がそれぞれ「鍼灸手技療法科におけるマッサージ実習について」「前腕のマッサージ 術式と評価法」と題して発表。「腰部の鍼実技」では、水本剛志氏(福島県立盲学校)と林信治氏(東京医療専門学校)がそれぞれ「本校理療科における共通した鍼施術手順とその評価表の作成について」「腰部刺鍼における評価法について」と題して発言した。

 分科会の「前腕のマッサージ実技」では岩屋芳夫氏(筑波大学附属視覚特別支援学校)と富井利一氏(神奈川衛生学園専門学校)、「腰部の鍼実技」では林信治氏(東京医療専門学校)と水本剛志氏(福島県立盲学校)がそれぞれテーマに沿った実技を披露した。



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