週刊あはきワールドへようこそ! 2011年10月5日号 No.251

■レポート

天津中医薬大学における
第二回学生実技交流会(中国研修)報告

国際メディカル専門学校鍼灸学科学科長 小野泰生

 2011年9月10日午後、天津中医薬大学鍼灸学院ホールにて天津中医薬大学鍼灸学院の学生と国際メディカル専門学校学生とで学生同士の実技交流会が行われた。もともとは、実技交流会だけではなく、フットサルの大会も予定されていたがあいにくの雨で中止となった。

 両校は2005年に学術教育提携を結び、天津の先生方を新潟に招き講演会を行うなどの活動を行ってきた。2008年に第1回目の学生学術大会を行い、2009年は学生同士によるフットサル大会を行った。昨年度は、冷え込む日中関係の問題で海外研修そのものが行われなかったが、今年国際メディカル専門学校の参加者20名の中から選抜された5名の学生と天津中医薬大学鍼灸学院から選抜された5名で交流会が行われた。


         写真1                     写真2
 季節としては、「教師節」(9月10日)であり双方の学生が教員に普段の感謝を込めて花束の贈呈から始まった(写真1)。また、9月12日は中秋節でもあり、天津中医薬大学から特製の月餅が送られた(写真2)。


         写真3                     写真4

         写真5                     写真6
 大会としては、両校の学生による実技のデモンストレーションが行われた。日本側からは、管鍼法による刺鍼や片手挿管・半米粒大の透熱灸のデモンストレーションを行った(写真3、4)。中国側からは、灸頭鍼の早付(いかに艾を落とさず早くつけるか・写真5、6)・オイルを使った抜罐や抜罐の代わりにガラスコップを用いた抜罐術がデモンストレーションとして行われた。それぞれ学生は、普段学習している技術の披露を行い、双方あまり見られない技術の披露に驚きの声が上がっていた。


         写真7
 その後、腕の刺鍼模型を使っての鍼の速刺し大会が行われた。写真にある腕の模型の大腸経上に約5ミリ刺入、これを1分間に何本刺せるかの競い合いを行った(写真7)。結果としては、天津中医薬大学の学生の勝ちとなった。





         写真8                     写真9
 最後に、双方の学校同士の記念品の交換や学生同士の記念品の交換、そして全体での写真撮影が行われた(写真8、9)。



 当校の中国研修では、病院での臨床研修はもちろんのことだが提携先でのこのような学術交流や学生交流イベントも行っている。鍼灸専門学校では、多くの学校が海外研修を行っているがこのような交流会を行っている学校はおそらく少ないであろう。これも、天津中医薬大学鍼灸学院院長郭義教授をはじめとする関係各位の先生方による格別の御配慮で実現できたことであり大変感謝している。このような学生同士の交流も、地道な日中友好の一部なのかもしれない。また、当校の学生は中国の後、韓国で韓医学の片鱗に触れる研修も行って研修を終えている。(中国韓国研修日程:2011年9月7日~15日)

参考:
天津中医薬大学鍼灸学院HP
http://www2.tjutcm.edu.cn/zhenjiu/bencandy.php?fid-2-id-1204-page-1.htm
国際メディカル専門学校HP
http://www.icm-net.jp/blog/item-1029.html


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