週刊あはきワールドへようこそ! 2011年10月12日号 No.252

「遠位置針―患部運動療法」のひとくち解説 第8回


肩関節痛を「遠位置針―患部運動療法」で治す

西田順天堂内科院長 西田皓一

 肩関節痛はしばしば遭遇する疾患です。今回は経筋療法で治療してみましょう。十二経筋の走行を利用して治療するのです。

〔肩関節痛の経筋療法〕


                 図1
 経筋療法による治療は、十二経筋の走行を利用して治療するのです。

 一般に経筋はお互いに筋肉はつながっていると考えれています。だから、十二経筋は、機能的には一本の線でつながっているのです。

 足太陽経筋(図1)は、足の小指から起こって、下肢は腓腹筋、膝窩、大腿部の後方を循って腰を通過して、背部の両側を上行し肩関節にからんでいます。

 だから肩関節周辺には、膝関節ともつながっているのです。膝窩のある内合陽は肩関節ともつながっているのです。このようなつながりのために、内合陽に刺針して肩関節を運動させると肩関節痛が軽減します(図2)。



                       図2


















 このような現象から、十二経筋のそれぞれの経筋はつながって機能していることも証明できるのです。

 詳細についての理論は、拙著『「遠位置針-患部運動」による疼痛緩和療法』に詳しく書いてありますので、ご参照ください。

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