週刊あはきワールドへようこそ! 2012年1月18日号 No.265

意識と鍼灸 第34回


鍼灸と意識(その14)

《特別テーマ》現代における健康問題について⑧

東京九鍼研究会 石原克己

 前回、脳下垂体・胸部・子宮にまつわる機能・障害・原因などに触れました。今回は、卵巣・卵管・不妊・膣・更年期について述べていきます。

(4)卵巣・卵管
 卵巣に纏わる障害には、痛み・癌・炎症などがあります。ここは、肉体と第2チャクラの結びに関係しています。従って、女性の創造性と深い関わりが出てきます。

 今の社会で活躍している女性は、必ずしも女性原理を大切にしているとは限りません。むしろ男性原理に基づく力・競争…といった、男性とも競い合う中での活動・生きる場を獲得していますので、女性の創造性を生かすことが難しいとも言えます。そこで多くの人間関係から来る心の葛藤(怒り・イライラ・低い自己評価・罪悪感…)により、多くの障害を得ることになります。ここで大切な事は、生命を育み、大地のように全てを受容できる女性原理に基づいた創造です。

 一方、卵管は炎症と閉塞などがあります。卵管は、男性原理と女性原理の繋がりの場となりますので、男女の関係性のブロックや、上手くいっていない場合、ここに障害が出てきます。

 直観力を大切に、罪悪感や多くの女性にまつわる創造性を大切に行動できてきますと、この場の気血の循環は改善されます。そのためには、心身に宿るDNAからの多くの情報源である自分の両親の受容は根本となります。両親の受容なくして自らの女性原理の発動は困難だからです。

(5)不妊症・流産
 まず、不妊症です。この中には、今生と前世の両方が含まれます。今生では、第一に子供がいなくても自分は幸せに生きられる事を学ぶ選択をしてきた人、第二に子供を産むことへの恐れや自分の生活・生き方に罪悪感を持っている人、第三に結婚したので子供を産むものと考えたり、親に孫を見せたいがために無理に妊娠したがる人などに見られます。どの場合も女性性の受容で解決できます。

 また、前世からくる中には、第一に今世は子供を産まないと決めてきている場合、第二に子供を産むことへの恐れ…この中には前世、妊娠・出産で辛い体験をした人や難産・死産など自らの体験の変化に対して周りの人の評価などがあります。

 いずれにしても「今」に焦点を合わせ、妊娠受容で解決できます。

 続いて流産です。これには第一に中絶した人の場合、中絶への罪悪感がその人の受胎へ影響を与える場合があります。第二は子宮内膜の環境が不良で、受胎しても胎児が成長できにくい場合です。第三には無意識領域で起こる事ですが、母胎と胎児の魂の交流で、今回は中止することに決めた時です。

 ここでも女性原理を大切に、卵巣・子宮の働きを理解し、女性として生まれた事に心から感謝できた時、全ては解決します。

(6)膣
 膣の障害には炎症・ヘルペス・腫瘍などがあります。女性のセックスライフに関係してきます。セックスについて学んだこと、決心したこと…ほとんど今の自分に役立っていないことが多く見られます。この中にはもっと満足できる関係を求めたり、自分がコントロールして操ろうとしている場合も多く含まれます。この背景は、自らの性癖として支配的傾向の強い女性のため、自ら望んでいない・利用されているといった思いも影響します。また、両親に性的虐待を受けた体験をしている人も、ここに影響が生じやすいです。

 ここでも女性原理と男性原理の根本の創造性、生きる喜びをもう一度確認していく必要があります。

(7)更年期
 更年期障害は、50歳前後に多く見受けられます。自律神経系とホルモン系のアンバランスにより、体と感情面で不安定になり、イライラしやすい・疲労感・ほてり・不安・動悸・不眠などの症状が生じます。

 この障害は、女性機能を失う事や、母親の役割をしてきたため老いることを受容できなかったり、真に女性原理と男性原理を流合して女性として人生を創造していくことへの不安・恐れがあります。従って、老いを楽しんで受容していく、あるいは女性原理を上手く活用していく事で改善されていきます。

 次回は男性の身体の意味と役割・原因・改善などに触れていきます。

■東京九鍼研究会問い合わせ
E-mail:Tokyo9shin.@yahoo.co.jp

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