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クリニカルストレッチ
トレーナー、治療家のための臨床的ストレッチ入門
[DVD付]

クリニカルストレッチ トレーナー、治療家のための臨床的ストレッチ入門[DVD付](山下貴士著)著者:山下貴士
定価:3,240円(本体3,000円+税)
判型:B5
頁数:124頁
発行:2013年3月

ISBN978-4-903699-43-1






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本の紹介

 ストレッチはスポーツの前後に行う準備運動や整理運動、あるいは同じ姿勢を続けたあとのリフレッシュ運動として巷間で広く行われているポピュラーな体操である。

 ところが、このストレッチ。実は、単なる体操ではない。「たかがストレッチ、されどストレッチ」という表現がぴったりなほど、奥が深い。一般人が日常生活で利用する以外にも、トレーナーや治療家が運動処方として臨床応用することができる。しかも、正しく使えば、抜群の効果が期待できる。実際に、著者は鍼灸師、そしてアスレチックトレーナーとして活動する中で、多くのスポーツ傷害に対するストレッチの効果を肌で実感してきた。

 とはいっても、この効果を出せるのはあくまでも「正しく使えば」の話である。一見無害に見えるストレッチだが、決して100%安全というわけではない。運動処方として用いるときには、まず人の体、特に動いている体についての知識が必要である。「どのように動かすと、どのように問題が起きるのか」を認識することから始まり、正しい動きの知識(機能解剖の知識)が持てれば、機能的に問題がある状態から正しい状態に導ける。

 また、ストレッチ自体について知っておくことも大切である。ストレッチといえば、持続的にゆっくり筋肉を伸ばす静的(スタティック)ストレッチを思い浮かべるかもしれないが、このほかにもアクティブストレッチやバリスティックストレッチ、PNFストレッチなど、いろんな種類のストレッチがある。それぞれの特徴を理解し、使い分けることで治療の効果がグンと上がる。

 本書は、機能解剖学的な観点からストレッチしてはいけない部分を解説するなど積極的にストレッチの欠点も指摘しつつ、どのように使えば治療効果があるのかなど、ストレッチを治療に用いるときの正しい基礎知識を押さえたうえで、トレーナーや治療家が最も知りたい部位別の「クリニカルストレッチ」の方法についてわかりやすく丁寧に解説している。しかも、主な筋肉に対する「クリニカルストレッチ」の実技を紹介したDVDも付いている。施術者として患者をどのようにストレッチさせるのか、動きを映像で見ることで、そのテクニックを確実に吸収し、すぐに臨床現場で使いこなせるように配慮されている。

 ストレッチは特別な器具や道具、そして場所も必要なく、いつでもどこでも誰でも行える。他の治療法と組み合わせることも容易だ。本書を通して、ストレッチの正しい知識と実技を身につけることさえできれば、ストレッチはきっと自分自身の治療体系を確立するのに役立つ心強いパートナーとなってくれるだろう。

●関連記事(週刊あはきワールド 2013年4月3日号 No.323)
『クリニカルストレッチ』へのいざない
ストレッチは正しく使えば臨床力アップにつながる
~『クリニカルストレッチ』の「まえがき」より~
/山下貴士

目次

Part1 ストレッチを始める前の基礎知識

 Chapter 1 機能解剖の知識を身につける

1.機能解剖はストレッチを行う上で最初に必要な基礎的知識/2.機能解剖とストレッチ

 Chapter 2 筋肉を理解する

1.短縮しやすい筋肉、弱化しやすい筋肉/2.短縮しやすい筋肉の分析/コラム① 精神的ストレスと筋肉

 Chapter 3 姿勢を理解する

1.正常姿勢の分析/2.異常姿勢の分析

 Chapter 4 関節を理解する

1.軟らかくあるべき関節/2.硬くあるべき関節

 Chapter 5 効率の良い体の使い方を理解する

1.身体を効率的に使うとは/2.キネティックチェーン/3.痛みから遠い部分にある原因/4.キネティックチェーンを考慮した評価法:オーバーヘッドスクワット/コラム② 子供の体育指導に見る伸張反射


Part2 ストレッチの基礎知識

 Chapter 6 ストレッチのガイドライン

1.ストレッチについてのガイドラインと注意点

 Chapter 7 ストレッチの種類とその使い分け

1.静的(スタティック)ストレッチの特徴/2.動きのある(バリスティック、アクティブ)ストレッチの特徴/3.PNFストレッチの特徴/コラム③ セルフで行うPNFストレッチ

 Chapter 8 セルフとパートナーの使い分け
          自己管理ストレッチと治療的ストレッチ

1.セルフストレッチ/2.パートナーストレッチ/コラム④ 息を吸うストレッチ


Part3 ストレッチ習得後の基礎知識

 Chapter 9 危険なストレッチ 傷害予防のための基礎知識

1.柔軟性信仰/2.関節構造とストレッチ/3.注意を要すべき危険なストレッチ

 Chapter 10 効果的なストレッチのために

1.代償運動/2.体の安定性(コアスタビリティー)/3.呼吸とストレッチ/4.伸張反射と相反抑制の利用/コラム⑤ 代償作用についての再考/コラム⑥ 安定性を果たすべき腰部へのストレッチの再考


Part4 クリニカルストレッチの実際

 Chapter 11 頚部に対するストレッチとエクササイズ

1.頚部の特徴/2.頚部のストレッチ/コラム⑦ 僧帽筋と肩甲挙筋、斜角筋のストレッチの違い

 Chapter 12 肩甲骨複合体に対するストレッチとエクササイズ

1.肩関節の特徴/2.肩のインナーマッスルトレーニング/3.肩甲骨複合体のストレッチ

 Chapter 13 上腕部、肘関節、前腕部、手関節に対する
          ストレッチとエクササイズ

1.肘関節の特徴/2.上腕部、肘関節のストレッチ/3.前腕部、手関節のストレッチ

 Chapter 14 胸部、腰部、股関節複合体に対するストレッチとエクササイズ

1.腰のケア/2.腰椎伸展時痛に対するストレッチ/3.腰椎屈曲時痛に対するストレッチ/4.腹圧を上げるトレーニング法/5.胸椎のストレッチ/6.股関節のストレッチ/コラム⑧ 経穴を使った腰(屈曲)のストレッチ法、コラム⑨ 効率的な腰の使い方

 Chapter 15 膝関節、大腿部に対するストレッチとエクササイズ

1.膝関節と障害の原因/2.膝関節・大腿部のストレッチ/コラム⑩ 膝関節を痛めない体の使い方

 Chapter 16 下腿部、足関節に対するストレッチとその他のケア

1.足関節の膝、腰部への影響/2.アーチの保持/3.下腿の筋力強化/4.下腿部、足関節のストレッチ


<付録DVD> クリニカルストレッチの実技

 1)頚部に対するストレッチ

上部僧帽筋ストレッチ/肩甲挙筋ストレッチ/斜角筋ストレッチ/胸鎖乳突筋ストレッチ/後頭下筋ストレッチ

 2)肩甲骨複合体に対するストレッチ

菱形筋ストレッチ/三角筋ストレッチ/小胸筋ストレッチ/大胸筋ストレッチ/広背筋ストレッチ/前鋸筋ストレッチ

 3)上腕部、肘関節、前腕部、手関節に対するストレッチ

上腕二頭筋ストレッチ/上腕三頭筋ストレッチ/前腕屈筋群ストレッチ/前腕伸筋群ストレッチ

 4)胸部、腰部、股関節複合体に対するストレッチ

胸椎の側屈ストレッチ(肋間のストレッチ)/大殿筋ストレッチ

 5)膝関節、大腿部に対するストレッチ

ハムストリングのストレッチ/腸腰筋ストレッチ/大腿直筋ストレッチ/大腿筋膜張筋ストレッチ

 6)下腿部、足関節に対するストレッチ

腓腹筋ストレッチ/ヒラメ筋ストレッチ/後脛骨筋マッサージ


クリニカルエクササイズセミナー
2019年2月開催
日  時 2019年2月17日(日)9時45分~16時45分
内  容 体を楽に効率よく動かすための機能的エクササイズを学ぶ
講  師 山下貴士(アスレチックトレーナー&鍼灸師)
テキスト クリニカルエクササイズ
トレーナー、治療家のための機能的エクササイズ入門
会  場 東京都内
詳  細 https://www.human-world.co.jp/seminer/seminer093.html



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