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「直立二足歩行」による障害とその針灸治療

「直立二足歩行」による障害とその針灸治療(西田皓一著)著者:西田皓一
定価:2,700円(本体2,500円+税)
判型:A5
頁数:156頁
発行:2015年6月

ISBN978-4-903699-51-6






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本の紹介

 身体の正中線(体幹部)上に異常を訴える症状が多いのはなぜか――。東洋医学と現代医学を併用して診療し始めて約40年になる著者はそのことに疑問を持ち続けていた。肩こり、頚背部痛、腰痛、膝関節痛など、身体の正中線(体幹部)上に異常を訴える症状(体幹機能障害)が毎日の診療の中で患者が訴える症状として最も多いからである。

 しかしその疑問は、ある日氷解する。「直立二足歩行」に関する文献を読んだとき、「アッ、このような一連の症状は、“直立二足歩行”に原因して人類の悩みになっているのだ…」と気づいたという。

 人類の「直立二足歩行」については今までメリットだけが注目されていたが、デメリットもある。難産、内臓下垂、精神病、癌など、「直立二足歩行」のデメリットによる問題点は多々あるが、本書では、そのデメリットのうち主に体幹(コア)が障害された疾患の治療にスポットを当てた。

 「体幹」は主に骨組織と筋肉組織、それに付随する神経組織から成り立っている。また胸腹部の内臓からの影響も受けている。しかし体幹障害を来す部位は、主に骨組織と筋肉組織である。

 人類の体幹機能障害のうちで、重力負荷のために骨組織に異常を来した疾患には、現代整形外科が大きな力を発揮するが、手術の対象にならない体幹の異常には針灸治療で強い鎮痛効果が得られる。また重力負荷のために生じた循環障害・瘀血(静脈系末梢循環障害)には刺絡が即効性を発揮する。体幹機能障害の症状を取り去るには、針灸治療が最も力を発揮するのである。本書では体幹機能障害とその針灸治療について詳述する。


●関連記事(週刊あはきワールド 2015年7月1日号 No.432)
『「直立二足歩行」による障害とその針灸治療』へのいざない
「直立二足歩行」が原因の体幹機能障害の症状を取り去るのには
針灸治療が力を発揮する
『「直立二足歩行」による障害とその針灸治療』の「はじめに」より
/西田皓一

目次

【第1章】現代人の最大の悩みは「体幹機能障害」
第1節 現代人は「運動器疾患」に苦しんでいる
第2節 精神的異常は、身体の痛みを誘発する
第3節 精神的緊張が腰痛を来した臨床例

【第2章】体幹は「身体の運動の枢軸」として機能している
第1節 体幹の構造と機能
第2節 正常な脊柱と骨盤の構造とそれらが異常を来したときの症状
第3節 全身の組織は「脊柱」を中心に縦につながっている
第4節 古典における「骨」組織についての考察

【第3章】体幹機能障害の遠因は、人類の「直立二足歩行」である
第1節 体幹機能障害の遠因は、人類の「直立二足歩行」である
第2節 重力負荷による「循環障害による疾患」
第3節 「骨格の異常部位」と「患者が訴える疼痛部位」とは一致しない

【第4章】「運動器疾患」の東洋医学的診断
第1節 東洋医学による診断方法の概要
第2節 四診:望診、聞診、問診、切診

【第5章】運動器疾患は経筋病である
第1節 全身の組織は、「脊柱」を中心に縦につながって機能している
第2節 経筋病と針灸治療
第3節 経筋についての大略(まとめ)
第4節 臨床例における「骨格の異常部位」と「患者が訴える疼痛部位」

【第6章】刺針・火針・刺絡の手技と効果
第1節 刺針の手技と効果機序
第2節 火針の手技と効果機序
第3節 刺絡の手技と効果機序

【第7章】針灸の保険取扱ができる6疾患の大部分は体幹機能障害である
第1節 針灸の保険取扱ができる6疾患
第2節 健康保険がきくと認められる理由

【第8章】体幹機能障害の治療
第1節 体幹機能障害の治療の概要
第2節 体幹機能障害の針灸治療の際に注意すべきこと
第3節 経筋病巣の探索
第4節 各部位の体幹機能障害の治療法
第5節 静脈性末梢循環障害(瘀血)によって起こる疾患とその治療法

【第9章】体幹機能障害の治療例
第1節 体幹機能障害の治療例のリスト
第2節 疼痛を訴える患者の治療例
第3節 瘀血によって起こる疾患の治療例

【第10章】運動器疾患の痛みを起こさせるメカニズムと治療法
       ~臨床上の経験で得た著者の結論~

第1節 気血水の流れが障害されると痛みが起こる
第2節 体幹機能障害の痛みに対する治療手段は、針灸しかない

【第11章】「運動器疾患」の予防
第1節 「運動器疾患」の痛みの予防は「血の流れを良くする」こと
第2節 「運動器疾患」の予防法



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