週刊あはきワールド 2017年4月12日号 No.517

◎◎はこう治す! 私の鍼灸治療法とその症例 File.36-2

腰痛とメニエール病と顔面神経麻痺、それぞれを主訴とする3名の患者の治療(その2)

~積聚治療の理論とその治療方法 外傷の影響について~

東京衛生学園専門学校専任教員・積聚会講師 高橋大希 


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 さて、前回は積聚治療の目的である生命力の低下の回復と、基本治療と補助治療について述べました。いよいよタイトルにある3名の患者の治療について説明していきましょう。










症例1)主訴:腰痛 初診2017年1月 41歳 男性 会社員

 腰を曲げるとき(前屈時)に痛む(第2~4腰椎の高さで全体的に)。思い出してみると1年ぐらい前からだが原因不明。本人は鍼灸治療に興味がなかったのだが、奥様が定期的に治療に通われていることもあり、見兼ねて連れてきたといった感じの様子。椅子に座りながら靴下を履くような動作が辛そう。

基礎データ
 身長177㎝、体重71㎏。一日三食、コーヒーを一日に3~4杯、ほぼ毎晩の飲酒。起床6時半、就寝24~1時。寝付きは良く、夢見ない、寝汗あり、疲労時に鼾と歯ぎしりあり。小便3~4回/日、大便1回/日、軟便ぎみ。

既往歴その他
 帝王切開にて出生。10歳からサッカーを始めるが、高校生の時に練習中に右手拳の骨がズレて手術(どの骨か不明)。現在は問題なし。大学2年(19歳)の時にバイク事故で2カ月入院。右の脛骨と左の鎖骨骨折。足は5回ほど手術を行い、脛骨はボルトで固定されている。左足に比べて屈曲が思うようにできない。

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