週刊あはきワールド 2017年4月12日号 No.517

気の医学 臨床から診た世界 第28回

「もらう」とは何か

美的健康サロン 鍼灸希心院院長 安達一彩 


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定義

 「もらう」とは、質量の重いほうから精妙な方に波動(病邪、マイナスの意識エネルギー)が移動することによって生ずる生体反応をいう。接する人の質量が重く粗いエネルギーを受けると受け手に同様のエネルギーがはがれるように移動し不快反応を生じさせる。とれたほうは、楽になり、もらったほうは、辛くなる、という生体反応である。「邪気をもらう、受ける」という言い方もし、専門用語ではないが、日常体験をもとにした表現方法でもある。

 「とかく治療家とは因果な商売で、患者が来ないと収入がなくて生活できなくなり、流行ると邪気を受けすぎて病気になる」と揶揄されるくらい、「もらう、うける」とは怖いもので、その対処法を知ることは必須である。実際に対処法を知らなくて病になり廃業した人も過去から現在まで多いと聞く。最近は、エネルギーに敏感になっている人が多く、特に女性はその傾向があり、エステなどの施術をする人に「お客様から邪気をうけたり、もらったり」して身体の不調を訴える人もいる。施術者だけが「うける」だけかというと必ずしもそうではなくて、クライアント(患者さん)に悪影響を与えるケースもある。クライアント側のエネルギー体質が精妙で、施術者の波動が粗い場合は、施術中から「もらう」ことになり、帰宅後もその悪影響から不調を訴える方も見受けられる。こうなると逆効果であるから、この原理をよく知り対処することは重要である。

 なぜこういう反応が出るのか。人間の身体は、エネルギー体と肉体とそれをつなぐ気というエネルギーによって構成されていると認識すると「もらう」という生体反応の理由もわかってくるが、目に見える肉体だけが人間の身体であると思っていると理解しづらい。質量の差異からくる移動は、自然界の一般法則とみていい。人体内では、質量の粗いものが精妙なエネルギーを阻害すると病気になり、人体外で精妙な方に移動すると「もらう」ということが生ずる。それ以外に、同質量のものを引き寄せて倍加する生体反応として憑依現象がある。一つの思いに執着するとエネルギーは凝縮し、それと同質の意識が外部にあると移動し、倍加することによって生ずる。

 一般的に摩訶不思議と思われる生体現象も質量の重く粗いエネルギーの移動によって生ずることが理解できるとその対処法もわかってくる。

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