週刊あはきワールド 2017年8月2日号 No.532

カイロプラクティック・オステオパシーの臨床応用 第18回

脊柱および隣接組織の診方・治し方(その18)

~脊柱管狭窄症~

ホリスティックヘルス大谷治療室 大谷素明 


◎過去記事≫≫  もっと見る
 
 今回は椎孔について考えていたところ、脊柱管との関係性を書かねばと思うようになり、ついには脊柱管狭窄症に行き着いてしまいました。

 脊柱管狭窄症という名の診断名を持ってこられる患者さんが多くおられます。
手術の適応となるケースもあります。しかし多くが本当の脊柱管狭窄症ではないのです。また女性に多いのがすべり症による脊柱管の狭窄です。これはまたメカニズムが異なるので他の機会にゆずります。

脊柱管狭窄症について

 ここでは典型的な脊柱管狭窄について考えていきます。

 主症状は間欠性跛行です。歩いていると脚が麻痺して歩けなくなるが、しゃがんだり,腰掛けたりして、しばらく経つと症状が緩解し再び歩行可能になる症状です。ただ立ち止まっただけでは症状は緩解しません。腰掛ける姿勢が重要なのです。

 画像(MRI)で狭窄していれば脊柱管狭窄かといえばそうとは限りません。脊柱管が狭くなっていても症状を呈しないケースがあります。

 脊柱管狭窄症になる人は座位や前屈位で仕事をしていて腰椎が後弯している人が多いのが特徴です。発症頻度はL5レベルが高いです。長い腰痛歴をもっていて、そのために変形性腰椎症に罹患しています。また、若いときに重労働や激しいスポーツをやっていた男性にも多くみられます。女性は変形性腰椎症になりにくく、逆にすべり症による脊柱管狭窄が多いようです。このような理由から女性が間欠性跛行を呈することは少ないのです。

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる