週刊あはきワールド 2017年10月11日号 No.541

随想

Subcultural Acupuncture (その31)

~Curtisの魂を一本の鍼に~

Body & Soul 箕輪政博 


◎その30 Come on, Aquheads!
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1.想起

 ソウルの至宝、R&Bのレジェンド、ニューソウルの雄、どんな賛辞の言葉でも表現しきれないシカゴのミュージシャン、Curtis Mayfield。黒人差別、米国黒人音楽の激動、浮き沈み、ステージでの不慮の事故による下半身不随、糖尿病による両下肢切断、Soul Musicとともに数多くのドラマに満ちた人生を1999年、57歳の若さで閉じてしまった。再評価機運とともに新作も期待され、まだこれからという音楽人生は非常に惜しまれる。

 1994 Grammy Legend Awardでは満場の祝福に迎えられステージに登場し、多くのミュージシャンに囲まれゴスペルソング「Amen」を合唱していた。その人柄がこよなく愛されているという微笑ましい光景だったが、なぜか、車イスに固定されたCurtisの痛々しい面持ちは忘れることができない。

 苦難に満ちた音楽愛を少しだけ鍼灸へ頂いてみよう。

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