週刊あはきワールド 2017年11月22・29日合併号 No.547

治療家のための薬の基礎知識 第11回

患者が服用していることが多い薬剤について

~解熱鎮痛剤の漢方的な考察~

千葉大学医学院和漢診療学非常勤講師 和光治療院・漢方薬局 平地治美 


◎過去記事≫≫  もっと見る
 
 今回は鎮痛剤について、漢方的に考察してみます。

 張錫純(ちょうしゃくじゅん:1860-1933)は歴史に残る名医ですが、いち早く臨床に阿斯必林(アスピリン)を取り入れました。彼の考え方は『傷寒雑病論』の時代にはなかった薬物、あまり使われなかった薬物でも、優れたものであれば臨床に取り入れるべきであることを著書の『医学衷中参西録』 に記載しています。

 そのためには、西洋薬の作用機序を漢方的に理解しておくことが必要となります。西洋薬の作用、副作用の症状を理解し、その後に漢方的にはどのような性質の薬なのか翻訳します。その時には、西洋医学ではあまり使われない以下のような指標で判断します。
 

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる