週刊あはきワールド 2017年12月27日・2018年1月3日合併号 No.551

Let’s はりきゅう遊学 第43話

陰陽の法則

~幽霊の正体見たり枯れ尾花・まず毫鍼・六龍(りくりゅう)~

お灸とハリ治療の専門家 福島哲也 


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 今月の初め、一般向けの健康教室や市民公開講座などを行うときの参考にさせていただきたいと思い、東京・渋谷のCaféで開催されたモクサアフリカ・クリスマスチャリティイベントに参加してきました。内容構成は、世界を飛び回る鍼灸師の二大巨匠であるモクサアフリカのYuki先生(「モクサアフリカとはなにか」)と東京医療専門学校学科長の船水隆広先生(「メンタルケアの鍉鍼術」)による講義&実技、トークセッションとチャリティオークションでした。両先生のファン(?)や海外の鍼灸事情に興味のある学生さんから臨床家まで、多数の参加者で熱気に満ちたイベントでした。チャリティオークションでは、目玉賞品として出品されていた有名(?)治療院のプレミアムコースの治療券やオリジナル鍉鍼などが飛ぶように比較的高額で落札されていました。また、会場の後側ではフリーマーケットも行われていました。ちなみに、私もフリマ用の品をいくつか提供させていただきました。

幽霊の正体見たり枯れ尾花

 「幽霊の正体見たり枯れ尾花」。皆さんも、一度ぐらいは聞いたことがあるかと思いますが、これは江戸時代の俳人・横井也有(やゆう)の俳文集『鶉衣(うずらごろも)』にある「化物の正体見たり枯れ尾花」が変化した句といわれているそうです。意味としては、「幽霊かと思ってよく見ると枯れたススキの穂であった」という言葉のままで、「恐ろしいと思っていたものも正体を確かめてみると、案外と平凡なものである」ということや「恐怖心や疑いの気持ちがあると、何でもないものまで恐ろしいものに見えること」で、いわゆる「疑心暗鬼」の喩えです。この喩えは、鍼灸臨床でも通じるものがあるのではないでしょうか?
 

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