週刊あはきワールド 2018年1月31日号 No.555

Let’s はりきゅう遊学 第44話

失敗と教訓

~肩井へのアプローチあれこれ・台座灸での失敗~

お灸とハリ治療の専門家 福島哲也 


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 近頃、鍼灸業界でも◯◯メソッドやら◯◯テクニックなど、自分が開発したなどとオリジナル性を謳ったネーミングのものが、数多(あまた)見受けられます。私は、それらに魅了されるほどピュアではないし、食指がピクリとも動きません。また、逆に協会(一般社団法人)などを設立してお金儲け(協会ビジネス)をしようなどという野望も全くありません。もちろん玉石混交だとは思いますが、その大部分は複数の先人の知恵や技術の焼き直しや組み合わせであったり、以前からある呼称を耳障りの良い言葉で言い換えたものか、見栄えの良いデコレーションを加えたようなもの(インスタ映えする写真のようなものか?)だと思いますが、皆さんは、どのように感じていますか?

例として、「吸角→カッピング」、「温石(おんじゃく)→ホットストーン」「施術→セラピー」、「機能的→ファンクショナル」など。

肩井へのアプローチあれこれ

 肩井というツボは、経穴反応(圧痛・硬結など)が現れやすいところで肩こりには欠かせない定番の穴処として知られていますが、過去に肩井付近の刺鍼を座位で行い、眩暈や吐き気などを引き起こしてしまった事例が、片手では足りないぐらいあります。

 最近、肩井付近の肩こりに対して肩上部への刺鍼をするときには、次に挙げる方法を私はよく使っていますが、皆さんはどのような方法でアプローチをしていらっしゃいますか?
 

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