週刊あはきワールド 2018年1月31日号 No.555

あはきメンタル~医療コミュニケーション編~ 第14回

リハビリテーション領域における医療面接準備教育

~ロールプレイ(1)~

目白大学大学院心理学研究科教授 奈良雅之 


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 筆者の勤務する大学の保健医療学部では、医療コミュニケーションスキルの学習を目的とした「コミュニケーション演習」という名称の授業が必修科目として開講されています。この科目は、1回90分15回の授業の中で、ペアワーク、グループワーク等の課題を通して、社会人として、医療従事者として求められるコミュニケーションスキルの獲得向上を目指すことをねらいとしています。

 筆者が担当するクラスの最終回15回目に実施する課題はロールプレイです。受講者は、台本に従って医療者役と患者役をそれぞれ体験することにより上級学年で実施するオスキー(Objective Structured Clinical Examination;客観的臨床能力試験)、「チーム医療演習」、「臨床実習」を意識したコミュニケーションの準備が可能となります。医療者役は患者情報の少ない台本を受け取り、信頼関係に配慮しながら患者役自身から情報を引き出すことが求められます。

 ここでは、1巡目に実施する「歩行訓練初日」というタイトルのロールプレイの台本を紹介しながら、実施のポイントについてお話したいと思います。

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