週刊あはきワールド 2018年2月28日号 No.559

Let’s はりきゅう遊学 第45話

セルフケア鍼灸

~健康の達人・未病セルフケア~

お灸とハリ治療の専門家 福島哲也 


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温泉
















河津桜
 先日、今年も恒例の「はり師」および「きゆう師」の国家試験が行われました。受験された皆さん、まずはお疲れ様でした。人事を尽くしたあとは、温泉にでもゆっくり浸かったようにリラックスした時間をお過ごしくださいね。合格率は100%ではない試験ですが、後日、天命を聴く瞬間(合格発表)には、多くのかたに桜が咲くことをお祈り申し上げます。皆さんが鍼灸師の仲間入りすることを歓迎いたします。ただし、臨床家としてスタートを切ったら皆ライバルですので、容赦なく蹴落としますよ(笑)。


健康の達人

 健康についての定義として一般によく知られているのが、以下に示した世界保健機構(WHO)憲章の前文です。なお、1998年の追加提案では「健康と疾病は別個のものではなく連続したもの」という意味合いの「dynamic(動的)」と、「人間の尊厳の確保や生活の質を考えるために必要で本質的なもの」という「spiritual(霊的)」の2つの単語が加えられています。

 Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity. (1948年)

健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。
(日本WHO協会訳)

Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.(1998年の追加提案)

 現在、「physical(身体的)・mental(精神的)・social(社会的)・spiritual(霊的)」にすべて「Well-being(満たされた状態)」の人が、地球上にどれだけいるのかはわかりませんが、『素問』の上古天真論篇第一の「女は7の倍数、男は8の倍数」の元ネタの文章のすぐ後に、以下のような記載があります。そこには、4種類の健康の達人(あるいは理想像)について黄帝が述べられています。
 

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