週刊あはきワールド 2018年3月7日号 No.560

Dr.シノハラの鍼灸徒然草 第11話

顎が痛い!

~劇的に改善した顎関節症Ⅲ型の症例~

九州看護福祉大学鍼灸スポーツ学科 篠原昭二 


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2年前から顎が痛い!

 22歳、女子学生。高校生の時に親から口の動きが変だと指摘され、それ以後顎関節の異常を自覚するようになった。2年前頃から顎関節の痛みが強くなり、特に開口時痛が気になるようになった。この頃から、睡眠中に歯ぎしりを指摘されるようになり、朝方目が覚めたときに顎関節部の違和感も自覚するようになった。

 顎の痛みは、開口時および強く噛みしめるときに自覚し、右側が強い。大きく口を開けると、ガクッと顎がずれる感じがする。また日常生活では、結構ストレスが多いこと、間食をすることが多いこと、口渇、好冷飲がある。

劇的に改善した顎関節症Ⅲ型の症例

1.検査所見と東洋医学的所見、病態把握
検査所見
 顎関節症型分類では、開口時痛および亜脱臼が観察されることからⅢ型(表1)。開口時の亜脱臼後に口を閉じると元に復する(Ⅲ―a)。咬筋および側頭筋の緊張および圧痛が認められる。
 

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