週刊あはきワールド 2018年7月11日号 No.577

『霊枢』 を読もう! 第13回

経別(経脈の内外出入) 第11

欅鍼灸院 名越礼子 


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黄帝が岐伯に問う余は、人身は自然界の現象に合致しており、内では五臓があって、五音(角、徴、宮、商、羽)、五色(青、赤、黄、白、黒)、五時(春、夏、長夏、秋、冬)、五味(酸、苦、甘、辛、咸)、五位(東、南、中央、西、北)に応じており、外では六腑があって、六律(古代の音律)に応じている、と聞いている。六律から陰陽諸経脈が作られ、十二月、十二辰(一昼夜を十二時に分けて、十二地支を当てた)、十二節気(十二節と十二気)、十二経水(12の河川を人身の十二経脈に当てる)、十二時(夜半、鶏鳴(けいめい)、平旦、日出(にっしゅつ)、食時、隅中(ぐうちゅう)、日中、日昳(にってつ)、晡時(ほじ)、日入(にちにゅう)、黄昏(こうこん)、人定(にんじょう))、十二経脈が決められ、これらが人身の五臓六腑と自然界のさまざまな現象との相応とされた。十二経脈というのは、人の生命を維持する所であり、かつ、疾病の形成される所でもあり、同時に治療の依拠する所であり、病の発生する所でもある。つまり病について学ぶ所であり、医者の最終の到達点である。未熟な医者は、安易に考えてしまうが、経験豊かな医者は、容易ではないことを悟っている。そこでその離合についてだが、経脈の内外出入の状況はどうなっているのか?
 

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