週刊あはきワールド 2014年11月19日号 No.402

第4回「情報コーディネート鍼灸」実技セミナーへのいざない その3

インナーマッスルの鍼を貴方のメニューに加えませんか

あんしん堂鍼灸院院長 宮村健二 


 
 情報コーディネート鍼灸の第4回実技セミナーを企画しております。今回のポイントは、次の三つです。

①痛くない鍼「両手刺手刺法」の技術を、セミナーの時間内に習得していただくこと
②切れ目なくランクアップする深部ひずみ作り手技5術を紹介すること
③インナーマッスルと隠れ疲労、そして鍼の関係を明らかにすること

 今日は③の前半についてお話します。

インナーマッスルは今静かなブーム

 先日行きつけの居酒屋で同じカウンターに座ったおじさん二人の会話が聞こえてきました。「最近おれフィットネスでインナーやってるんだよ」「それはいいね。教えてくれないか」とそんな具合に聞こえました。また、授業を担当している大学の休み時間に学生たちのオープンなガヤガヤを聞くともなく聞いておりましたら、中身は定かではないもののインナーマッスルという単語が確かに耳に飛び込んできました。今インナーマッスルはブームなんだなと感じています。

 インナーマッスルの概念は、スポーツ医学界やリハビリテーション医学界では定着し、トレーニングや治療の実践に活用されています。

 顧みて、鍼臨床の現場ではどうでしょうか。先駆的なごく一部の鍼灸院では、マッスルトリートメントの一環としてインナーマッスルを扱っているという情報はありますが、現時点でこれらは例外的といえましょう。鍼灸界の大勢は、インナーマッスルの導入について未だ手付かずの状態にあるというのが偽らざる現状です。

 筋内微小循環の改善というすばらしいテクニックを手の内に持ち、筋肉の専門家として立つべき鍼灸師が、インナーマッスルを見落としたままというのでは、それこそインナーマッスルに対して顔向けできないことになります。触診困難な一類インナーマッスルは隠れ疲労の場であり、微小循環改善を得意芸とする鍼は、隠れ疲労解消の最良の手段であることを、実践をとおして広く社会に普及させたいものです。

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