週刊あはきワールド 2014年12月24・31日合併号 No.407

活きたツボを捉える切経探穴法 第9回

切経探穴法の概説

蓬治療所 戸ヶ﨑正男 


はじめに

 ようやく今回から本題である伝統医学の切診(身体診察)の一つである切経探穴法に入ります。

 切経探穴は、鍼灸治療を行うとき非常に重要な身体診察であるにもかかわらず、脈診や腹診等とは違って伝統医学の中で学問化されていません。

 脈診では、祖脈、七表八裏九道の脈、七死の脈等と病態との関係が整理されています。また、腹診においても、心下痞鞕、胸脇苦満等、腹部に起こる反応と病態との関連が整理されています。しかし、切経探穴に関しては全くと言ってよいほど整理されていないのが現状です。

 切経探穴して、異常な経絡や異常なツボを捉えて適切な手技(補瀉)をして初めて治療効果が現れるのですから、切経探穴に関して整理することは非常に重要な意義があります。従って、伝統医学の中でヒントになることや先輩達(*)の貴重な体験、経験を基にして切経探穴法を私なりに創ってみました。

 ここでは、切経探穴はどんなものか、その留意点、切経探穴法の実際、その訓練法について述べます。

(*) 『医道の日本』500号記念特集号「圧痛点による診断と治療及び指頭感覚」医道の日本社

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