週刊あはきワールド 2014年12月24・31日合併号 No.407

あはきメンタル~スポーツ編~ 第12回

アスリートの語りとナラティブ・アプローチ(1)

目白大学大学院心理学研究科教授 奈良雅之 


 
 イチロー選手は2004年に放映されたNHKスペシャル「イチロー新記録を語る」の中で、「スランプのときにしか好調が来ない」「2千本安打よりもはるかに多い数の悔しい思いの方が重い」「自分のミスで凡打になった打球はヒットの可能性がある」など独特の世界観を醸し出す様々な興味深い内容を語っています。私たちはこうしたアスリートの語りに魅了され、スポーツへの関心を深めると言っても過言ではありません。一方、語りは治療のための重要な手がかりともなります(詳しくは丹澤章八監修『あはき心理学入門』p.51-57)。

 今回は「アスリートの語り」について考えてみたいと思います。

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