週刊あはきワールド 2015年1月21日号 No.410

東洋医学・夜話…現代医が見た〔針灸治療の特性〕と、現代社会での活かし方<痛み編> 第13話

運動器の痛みを予防するために

西田順天堂内科院長 西田皓一 


◎<痛み編>第8話
◎<痛み編>第9話
◎<痛み編>第10話
◎<痛み編>第11話
◎<痛み編>第12話

さしたる原因もないのに、「頚がこる」「肩が痛い」「腰が痛い」
…その予防法は?

 痛みになる原因が何もないのに、身体の痛み、特に運動器の痛みを訴える人が非常に多い。もちろん、レントゲン写真やMRIなどで痛みの原因が見つかれば、それを取り除くことは必要である。しかしさしたる原因もないのに、身体痛や筋肉痛に悩まされる人が多い。この種の痛みの予防には、「何も特別の秘法はなく、ごく普通の生きざま」にあると思われる。

 平凡ではあるが、下記のことが大事である。しばしばテレビなどで、腰痛の予防体操などが紹介されているが、要するに下記のことに要約されると考えられる。これらの事柄は、すべて気血の循環(血液循環)を良くする効果がある。つまりあらゆる部位の血液循環が良ければ痛みは予防できるのである。

①適当な運動を、毎日根気よく続ける…散歩、ラジオ体操、スポーツなど。
②身体を温かく保つ。
③精神的なリラックスを心がける…気功、ヨガ、などを気長に続ける。

 ありふれた健康のための基本であるが、以上が身体の痛みを予防するためにも、また健康を維持し、また長寿のためにも推奨される。ではなぜ、そうなのか。「痛みを予防するメカニズム」をもう一度考えてみたい。

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