週刊あはきワールド 2015年1月28日号 No.411

あはきメンタル~スポーツ編~ 第13回

アスリートの語りとナラティブ・アプローチ(2)

目白大学大学院心理学研究科教授 奈良雅之 


 
 「古傷が痛む」と来院した元アスリートの患者さん。話を聴くと現役時代に相当無理を重ねた様子です。彼は傷の痛みとともに過去の出来事を思い出し、後悔していました。新しいことを始めても痛みのせいでうまくいかず、引退後の人生もままなりません。そのような患者さんをあはき師が治療するとき、ナラティブ・アプローチの視点は役立ちます。

 また、ここ一番というときに、痛みを訴えてパフォーマンスが安定しない現役アスリートの対してもナラティブ・アプローチの視点は有効です。ここでは、丹澤章八監修『あはき心理学入門』(ヒューマンワールド刊)をベースにあはき治療におけるナラティブ・アプローチの活用についてお話します。

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる