週刊あはきワールド 2015年2月18日号 No.414

東洋医学・夜話…現代医が見た〔針灸治療の特性〕と、現代社会での活かし方<痛み編> 第15話

骨格の骨組織の異常(変形)があるから、痛むのではない

西田順天堂内科院長 西田皓一 


◎<痛み編>第10話
◎<痛み編>第11話
◎<痛み編>第12話
◎<痛み編>第13話
◎<痛み編>第14話

骨組織の変形によって循環系の「流れ」が障害されるから痛むのだ

 長年、腰痛などの痛みを訴える患者を針灸治療していると、不思議な現象を数多く観察することができる。腰椎すべり症や変形性腰痛症、椎間板ヘルニアなどの骨組織の異常のために長年にわたって整形外科、外科などの医療機関を転々として治療を受けているにもかかわらず、痛みが軽減しないという患者さんにしばしば遭遇する。これらの患者さんをよく観察してみると、骨の異常や変形がある周辺の皮膚には必ず静脈のうっ滞が見られる。つまりその周辺には静脈瘤や細絡、瘀斑(図1)が多く認められる。この現象は静脈系の血流障害があるからである。

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