週刊あはきワールド 2015年2月25日号 No.415

活きたツボを捉える切経探穴法 第11回

詳細切経探穴法の実際

~膝部の切経探穴法<動画付>~

蓬治療所 戸ヶ﨑正男 


はじめに

 前回は、私の診察法の概略を述べ、大局切経探穴法の実際とそれによって何を捉えるか説明しました。ここでもう一度大局切経探穴によって捉える最も大事な内容を整理します。次に、今回のメインである詳細切経探穴法の留意点とこれにより何を捉えるか、最後に膝の異常に対する詳細切経探穴法を述べます。

1.大局切経探穴法で捉えること

 大局切経探穴法は身体診察(表1)の一つである大局診察法の主要な部分であり、脈診以外の腹(胸腹)診、四肢切経、背候診からなります。医療面接と合わせて、病の重症度、病の原因、病人の気質体質、病気の性質、治療方針(生活指導)を捉える上で重要な診察法であり、主としてツボの四型分類により捉えます。

 病の重症度を決めるものは、生命力の多寡、気質、体質、病気の進行度、重症度ですが、最も重要である生命力の多寡を決める部位は胸腹部、任脈上です。そこにⅣ型類が多くあるかどうかが重要です。腹部の場合では、最も精気が不足した陥凹・陥下・弛緩があれば生命力が大分落ちていると判断します(写真4~5)。
 

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる