週刊あはきワールド 2015年3月25日号 No.419

活きたツボを捉える切経探穴法 第12回

詳細切経探穴法の実際

~足部の切経探穴法(動画付)~

蓬治療所 戸ヶ﨑正男 


はじめに

 前回から詳細切経探穴法に入り、この留意点などや膝の切経探穴法と膝部の異常の症例を解説しました。今回は主として足部の切経探穴法と足部の異常が全身に影響した症例をあげます。また、詳細切経探穴法の留意点は重要ですから、もう一度載せます。

1.詳細切経探穴法

 詳細切経探穴法は、全体調整(治療)や病の大本と関連する部位、主訴と関連する部位、全体調整で残った部位を四型分類(主として)で捉え、具体的な治療の場(ツボ)や治療法を決定する身体診察法です。従って、正常、異常を捉えることはもちろんですが、四型の何になるかを決める必要があるため大変重要な診察法ということになります。

 初心者がこれらを捉えるときに最も重要なことは、相手からの情報です。これを疎かにして自分の感覚で決めようとすると、いつまでたっても異常な場や四型分類は捉えられません。それどころか、独りよがりの治療になりツボを変化させることなどさらに覚束きません。その結果、偶然を期待するか、治療しなくても時期が来れば治るような病気しか治せないことになります。

 具体的には圧痛等の相手の反応です。切経探穴で押したり、揉んだりして(中圧、重圧)、快痛なのか不快痛なのか、過敏痛なのか鈍痛なのか、を相手から細かく聞く必要があります。最終的に、表層の状態が、例えば、緊張なのか陥下なのか、中層、深層に硬結があるのか弛緩があるのか、ないのかを決めます(図1)。
 

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる