週刊あはきワールド 2015年4月1日号 No.420

東洋医学・夜話…現代医が見た〔針灸治療の特性〕と、現代社会での活かし方<痛み編> 第18話

筋肉運動により分泌される「モルヒネ様物質」と「筋肉作動物質・マイオカイン」

西田順天堂内科院長 西田皓一 


◎<痛み編>第13話
◎<痛み編>第14話
◎<痛み編>第15話
◎<痛み編>第16話
◎<痛み編>第17話
 
 一般に、人体の中で最も大事なものとして重視されているのは「五臓六腑」と呼ばれる臓腑と、それに「脳」である。これに対し、筋肉組織は、人体の中で占める面積と重さで最も大きくて重い器官である。日常生活の中で、行動するとき最も使用する頻度が多いので、最も発達した組織にまでなったに違いない。しかし筋肉はただ単に大きくて重い器官なだけではない。単なる収縮と弛緩を繰り返している運動器官ではない。筋肉運動することによって全身に作用する物質が分泌されている(図1)。このようなごく当たり前の事実が、なぜ今まで軽視されてきたのか不思議でならない。
 

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