週刊あはきワールド 2015年5月27日号 No.427

【新連載】AZE SHIATSU(阿是指圧)の神髄 その1

浪越指圧の応用による痛みのとり方

~横臥位の特徴と利点~

日西指圧学院 小野田茂 


 スペインのマドリードに渡って30年以上の月日が経ちました。指圧治療院を開業しながら、3つの指圧学院を開設。また、ヨーロッパ指圧浪越を立ち上げるなどして、指圧の普及に奔走してまいりました。その間、浪越指圧をベースにした独自のスタイル「阿是指圧」を確立しました。そもそも「阿是指圧」とは何か。これまでその関連書を読んだことのある方はご存知かもしれませんが、「あはきワールド」の読者にもその神髄に触れてもらいたい。その思いから、このたびこの連載を始めることにしました。しばらくの間、どうぞお付き合いください。

横臥位のおすすめポイント


図1
 浪越基本指圧には横臥位、仰臥位、伏臥位の指圧があります。特に横臥位というのは、他の手技療法の追随を許さない指圧療法の本来の効果を発揮することができる患者さんが指圧を受ける姿勢といえます(図1)。

 横臥位の姿勢が特に重要視されるケースとして

妊婦さんの治療
特に頚部、肩甲上部、および肩甲間部の硬結治療を目的とされて来院される太り気味の患者さん
肩関節周囲炎(五十肩)を筆頭とした肩や回旋筋腱板(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)および腕全般に支障がある患者さん

などがあげられます。そのほかにも高齢者治療などは、関節の可動性の消失などが原因で、どの姿勢においてもリラックスして指圧治療を受けられない患者さんがときどき来院します。無理のないリラックスした姿勢で治療を受けることがよい結果につながりますので、そんな患者さんには特に横臥位での治療をお勧めします。

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