週刊あはきワールド 2015年6月17日号 No.430

東洋医学・夜話…現代医が見た〔針灸治療の特性〕と、現代社会での活かし方<痛み編> 第22話

慢性疲労症候群の「だるさ」と「痛み」は裏表

~両者はともに経筋病である~

西田順天堂内科院長 西田皓一 


◎<痛み編>第18話
◎<痛み編>第19話
◎<番外編②>
◎<痛み編>第20話
◎<痛み編>第21話

現代医学は「慢性疲労症候群」の治療に困っている

 ある朝(2015年5月17日)、新聞を開くと、「慢性疲労症候群」に関する記事が載っていた。その記事を要約してみると――。

1.新聞記事の要約
 新聞の内容は、厚生労働省が「慢性疲労症候群」の患者250人について調査した結果である。患者の3割が重症で、寝たきりになり、就業できないために生活に支障を来たしているというのである。

 「慢性疲労症候群」という原因不明の病気のために、患者はその症状に苦しみ、しかもこの病気は原因も治療法もないので、痛みのために寝てばかりなので仕事もできない。しかも治療費(治療といってもどんな治療をしているのかわからないが…)がかさむので、経済的に困窮しているというのである。

 このような患者は、全国に24万~38万人もいると推定されているが、明確な診断基準がなく、国も正確な患者数はわかっていないのが現状である。

 以上が、その新聞記事を要約したものである。

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる