週刊あはきワールド 2015年7月8日号 No.433

『難経』私考 その34

五行十二支の長生の規則について

欅鍼灸院 名越礼子 


◎その29 五臓の陰陽属性

40難では、五行相生ではなく、五行長生の法則が用いられている

 40難の論点は、五行説の五役(ごえき)によると、「肝は色を主り、心は臭を主り、脾は味を主り、肺は声を主り、腎は液を主る」ということになっているのだが、五竅では「心気は舌に通じ、肺気は鼻に通じ、肝気は目に通じ、脾気は口に通じ、腎気は耳に通じる」となっている(『難経』37難参照)。五役で、肺は声を主るというが、肺の外竅は鼻なので(音を聞くのではなくて)臭いを嗅ぐではないか、また、腎は液を主るというが、腎の外竅は耳なので声を聞くではないか、五臓と五竅の関係と五役は整合していないではないか、という疑問を提起しているのです。

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