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2015年8月12日号 No.437 |
随想 Subcultural Acupuncture(番外編)~社会鍼灸学への誘い~Body & Soul 箕輪政博 ツイート
◎その1 長崎を想う
◎その2 鍼灸大学を想う
◎その3 経穴という感覚
◎その4 片手挿管はいらない
◎その5 開業という人生
1.想起2015年9月12日(土)、13日(日)、筑波技術大学(技大)にて(記念すべき)「第10回社会鍼灸学研究会」が開催される。本編では、社会鍼灸学とは何かを少し真面目に想見する。社会学(Sociology)とは、人間社会における様々な現象や実態を歴史的、あるいは社会調査やフィールド調査などをもとに考察して解明する社会科学である。欧米で学問として成立した時期は比較的古く、研究対象もミクロからマクロまで幅広く、世界的に研究されている学術領域でもある。社会学を背景にした医療社会学は第二次大戦後、米国において主に公衆衛生を研究する学問として成立したといわれている。健康と病気、医療と社会などについて科学研究が実践され、金字塔的な文献の一部は翻訳されている。 社会鍼灸学とは、日本社会における鍼灸という医療的な行為の意義や意味を社会学的に考察するものである。本邦の鍼灸教育分野にも一応、位置づけられテキストも発行されている。本研究会は技大の形井秀一教授(代表)と当時、同大の客員研究員であった筆者が、2006年に立ち上げた、鍼灸の社会科学研究を目的にした勉強会である。その後、想いを共にする鍼灸関係研究者が数人集い、代表を核に5人前後で活動が展開され、毎回の論文を『社会鍼灸学研究』として出版してきた(国会図書館に蔵書されている)。 (続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます) |
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