週刊あはきワールド 2015年8月26日号 No.439

活きたツボを捉える切経探穴法 第17回

詳細切経探穴法の実際

~肩関節周囲部の異常と切経探穴法(動画付)~

蓬治療所 戸ヶ﨑正男 


はじめに

 今回取り上げる肩関節周囲部の切経探穴は、いわゆる五十肩に代表される肩関節周囲の症状、疾患を対象にしたものです。

1.肩関節周囲部の異常と詳細切経探穴(動画参照)

  肩関節周囲の異常の切経探穴は狭い部位ですが、仰(背)臥位、側臥位、座位、時に伏(腹)臥位と姿勢を変え細かく診ることがポイントになります。

 肩関節部は表層からすぐ骨を感じるところなので圧加減に注意する必要があります。基本的には強く押し過ぎないように注意します。肩関節部の肩髃、中肩髃、肩髎等を探穴する時には肩を上げて診ることもあります(*)

 上腕の手の陽明大腸経も表層から骨が近いので強く押すとどこもかしこも不快な痛み(圧痛)が出てしまい、正常と異常が感じ分けられなくなります。正常でも強く押すと過敏痛が出やすい所だからです。

 側頚部では、風池ライン、完骨ライン、天容ラインの順に圧を弱くします。風池ラインは強めの圧で切経しないと圧痛を引き出せません。反対に天容ラインでは少しでも強い圧で行うと飛び上がるほど痛がる人がいるので、弱い圧を心がけます。鎖骨上縁の欠盆ラインも天容ラインと同様です。
 

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