週刊あはきワールド 2015年9月9日号 No.441

◎◎はこう治す! 私の鍼灸治療法とその症例 File.18-1

腰痛はこう治す!(その1)

~長野式治療法&キー子スタイルをベースにした腰痛治療~

長野式研究会 & w-key net代表 村上裕彦 


はじめに

 故長野潔先生の2冊の著書『鍼灸臨床わが三十年の軌跡』と『鍼灸臨床新治療法の探究』の校正に関わり、校正に関しての質問や確認に伺う傍ら、長野潔先生の臨床を見学させていただき、多くのことを教えていただきました。

 また、長野潔先生の治療法の素晴らしさとその奥深さ、凄さを発見され、それを世界に広められ、「キー子スタイル」として、一層、鍼灸の可能性を開拓している松本岐子先生のセミナーを二十年近く主宰してきた関係から、お二人の先生には遠く及びませんが、現在私は、「長野式治療法」と「キー子スタイル」に関しての講座を開講し、現在に至っています。

 ですから、これからお伝えする内容は、私の行っている「長野式治療法」と「キー子スタイル」であり、本物の「長野式治療法」・「キー子スタイル」からは、ほど遠いものであることをご容赦ください。

 長野潔先生に、頭痛や腰痛、アレルギー、生理痛…等々、さまざまな愁訴や病気に関して質問すると、必ず、「“脈”はどうでしたか?」と聞かれます。

 また、松本岐子先生に同様の質問をすると、「所見(特に腹部所見)はどう? 既往歴は何があるの?」と、問われます。

 ですから、「長野式治療法」で治療するには、まず、的確な脈診が必要となります。

 そして、症状やその脈診から、いくつかの質問や「火穴」診断や胸鎖乳突筋などポイントとなる所見をチェックされて、一番適切と思われる治療を行い、脈診を正常にするようにしていきます。

 「キー子スタイル」では、現病歴・既往歴・家族歴・嗜好などを聞き、そこから考えられる所見や、他に診られる所見を総合的に判断して、治療を行い、所見を改善、消失させていきます。

 長野潔先生の脈診は、名人・天才と言われるほどに凄いものですから、基本的な考え方は、「キー子スタイル」で行っていきます。

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