週刊あはきワールド 2015年9月9日号 No.441

気の医学 臨床から診た世界 第9回

腰痛の9パターンの診立て方

美的健康サロン 鍼灸希心院院長 安達一彩 


◎第8回 医人の姿勢
 
 今回は、腰痛の診立て方です。従来の診立て方ではなく、主に冷えの進展状況からどのようにして腰痛が発生するのかという観点から説明します。

 この視点に立つと、腰痛といえどもトータルで原因をつかむことができて、かつ難易度が推定でき、診断にも役立てます。腰痛と冷えは、とても関係があります。この視点から腰痛のお話をしたいと思います。ここでいう冷えとは、冷えというエネルギーとして認識すると理解しやすくなります。

 大まかにいいますと、

①冷えの発生からくる腰痛
②冷えの浸潤からくる腰痛
③深冷気への変化からくる腰痛。

第一話 腰痛の前段階

 冷えは、恥骨の上、子宮あたりに発生するところから始まります。この場所は、私の臨床体験により特定しました。まず子宮付近のエネルギー体に発生した冷えは、増加するにつれて、最初に恥骨に影響を与えます。骨の役割は、冷えを内蔵に浸潤させないために、吸収する性質を持ちますから、発生と同時に恥骨がその役割を果たし、膨張して防ぎます。人にもよりますが、恥骨の幅が10センチ以上ある場合は、膨張していると考えられます。骨ツボで恥骨を縮めると、だいたい2センチは縮まるので、このように推定しました。

 この段階では、あまり体に症状は出てこないようです。ですが慢性的になった症状を改善する時、恥骨の膨張を平らにすることは、根本からセラピー(施術)することになるので、覚えておくことは大切です。

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