週刊あはきワールド 2015年9月9日号 No.441

随想

Subcultural Acupuncture (その6)

Acupuncture Is The Law

Body & Soul 箕輪政博 


1.想起

 叙情的なサウンドと退廃的なモードで音楽チャートを風靡し、The Rolling Stonesの盗作問題で物議を醸した90年代の英国のバンドThe Verve。ロックバンド特有のドラッグ問題、脱退や解散という人間臭いゴタゴタを経て、ソロとなったフロントマンRichard Ashcroftが人生の辛酸を込めて歌うNature Is The Law、音楽人生において麻薬漬けのどん底から奇跡の復活をとげたマエストロBrian Wilson翁(The Beach Boys) が魂のバックコーラスを添える。自然が法だという詩の味わいとともに、Richardの低音域のヴォーカルとオーケストレイションが楽曲の深みを奏で、二人の才能が生んだサウンドは地球の隅々から満天の星(=大宇宙)を貫き、筆者(=小宇宙)の脳髄まで響き渡る。

 曲の響きとともに、人体という小宇宙に轟く鍼灸について言葉を込める。

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