週刊あはきワールド 2015年9月16日号 No.442

【新連載】刺絡療法の普及を目指して 第1話

現代の医療に欠けたもののうち、最も必要な治療法は“刺絡療法”である

西田順天堂内科院長 西田皓一 


あはきワールドで連載していた「東洋医学夜話」でも、前回で終わった「痛み篇」の前に「刺絡篇」として刺絡を取り上げた。今号からは「東洋医学夜話」を少し休み、「刺絡療法の普及を目指して」と題して「刺絡」を改めて取り上げ、その有効性や問題点などについて考えてみることにする。

*       *        *        *

 東西医学を併用して、日常の診療に従事していると、両者の優れた面を体感する。その中でも、現在、私が行っている治療の中で最も必要とする治療手段が「刺絡療法」である。

 刺絡療法は、瘀血(静脈系末梢循環障害)による病気や症状を治すのに、きわめて有効である。

静脈の流れの障害は、慢性の痛みと機能障害の元凶になっている

 動脈が詰まると、突然激痛が起こる。動脈血は流れが早いので滞ることは少ないが、一旦動脈が詰まると激痛が起こる。だから早急な治療が必要になる。

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる