週刊あはきワールド 2015年10月7日号 No.444

ビギナー鍼灸師事始めの記 第5回

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鍼灸・あん摩マッサージ指圧師/ジャーナリスト 山田寿彦 


◎第2回 喜ばれる喜び
◎第3回 店舗を探す
 
 9月は鍼灸治療とは直接関係のないジャーナリスト活動が忙しくなり、開店準備は停滞した。近くに借りた店舗用アパートの家賃は8月23日から発生しているのに、室内は空っぽのまま、カーテンを取り付けただけに終わった。妻からは「あなたの本業はどっちなの?」と苦言を呈されているが、「これも患者獲得のための種まきだ」と強弁。実際に、取材を通じて大学教員や弁護士、新聞記者など、裕福そうな方々とかなりの数の名刺を交換した。

使えるものは何でも使う

 名刺には「はり師」「きゅう師」「あん摩マッサージ指圧師」と、それぞれの国家資格免許証番号を刷り込んである。これらが国家資格であることを知らない人もたくさんいるから、明示した方がよいと知人からアドバイスされた。ほかに「ジャーナリスト(元毎日新聞記者)」も併記した。退社後に元毎日記者と名乗ってはならないという縛りはない。社会的信用を得るために使えるものは何でも使ってやれ、と思っている。

 その代わり、悪事を働いたりしたら、この肩書は自分の属性として当然注目される。いわば新聞記事の見出しどころ。毎日ブランドを利用する以上、そんなことにならないように自分を律しなければならないことは言うまでもない。

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