週刊あはきワールド 2015年11月25日号 No.451

活きたツボを捉える切経探穴法 第20回

雑の部1

~五蔵と気質体質・運動器系の器質疾患~

蓬治療所 戸ヶ﨑正男 


はじめに

 前回、私の考える気質体質に関して話しましたが、説明不十分なところがありました。それは、内臓機能と気質体質との関係です。これから展開する内科系、産婦人科系、精神科系等の疾患と密接にかかわりますので、今回も補足として取り上げます。

 また、運動器系の器質疾患に対する診方と治療が残っています。これを書くと運動器系が終了します。

 次に、私の考える伝統医学の中でまだ書けていないことがあります。それは病の伝変(これに付随した経絡)と病因についてです。

 今回と次回の2回でこれらを取り上げます。テーマは雑の部です。

1.気質体質を捉える意義

 人が病むとき気質体質がどのようにかかわるかというと、病の中核、あるいは病の基底部にあると考えます。病を構造化(表1)すると、最下部に気質体質が位置づけられます。次に、病の原因です。その上に病気の性質が載ります。病気もさらに分けると既往歴、その上に現病歴が載ります。このようにみると、病を捉えるときに最も重要な内容であり、さらには治療上も重要となります。
 

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