週刊あはきワールド 2015年12月2日号 No.452

後頚部を治せばほとんどの病気は治せる 第2話

なぜ病気になると、後頚部に異常を訴えるようになるのか?

西田順天堂内科院長 西田皓一 


◎第1話
 
 頚部には、すべての「経絡」が集中して通っている。後頚部の静脈は、うっ血しやすい構造になっている。また病気になると頚部の血流が少なくなるので、“脳の働き”にも障害を来しやすい。

なぜ大部分の身体障害は、「後頚部に現れる」のか?

 前述したように、毎日、病気の方々を観察していると大部分の患者さんは、頚(くび)の後ろに、異常を訴えて来院する例が多い。

 ではどうして、このような症状が起こるのか、考えてみたい。

 以上のような症状が現れやすいのは、下記の原因が様々な形で影響するからである。まず第一に、頚部には「経絡」の走行が密集しているからである。第二には、後頚部の静脈系の循環は後頚部にうっ結を起こしやすい解剖学的な弱点があるからである。第三には、頚部はスイカのような重い「頭」を支えなければならない力学的な弱点であるからである。第四に、頚部の筋肉は心が緊張した時に筋肉も緊張するので、肩こりを代表するような“筋肉の硬結”を作りやすいからである。

 今後は、この4つの「後頚部の弱点」について説明し、その後、後頚部の異常の治療法、また後頚部の異常を予防する体操を紹介したい。

頚部には「経絡」の走行が密集している。
後頚部の静脈系の循環は、後頚部にうっ結を起こしやすい解剖学的な弱点がある。
頚部は、重い「頭」を支えなければならない力学的な弱点である。
頚部の筋肉は、心が緊張した時に筋肉も緊張するので、肩こりを代表するような“筋肉の硬結”を作りやすい。
後頚部の異常の治療法。
後頚部の異常を予防する体操。

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