週刊あはきワールド 2015年12月9日号 No.453

随想

Subcultural Acupuncture (その9)

~やっぱり鍼はすごい!~

Body & Soul 箕輪政博 


◎その7 大事な限界
◎その8 鍼灸の迷惑

1.想起

 東洋医学ってすごい!

 今年の最終回は、鍼施術ならではの著効症例で締めくくる。

 西洋医学に見限られ、半年近く改善のみられなかった愁訴を経絡治療で、それも一本の鍼で即効的に改善をみた症例。さらに、望診(視診)で明らかにわかる骨盤のゆがみを、手足の遠隔治療だけで、改善させた症例。

 患者も筆者も驚いた。やっぱり、鍼は効くのだ!

2.回想

 筆者は現在、鍼灸教育に携わり、主に現場で鍼灸マッサージの臨床実習指導を行っている。治療法は師匠であるK先生の手足(前腕部や下腿部)の遠隔治療をメインに、原穴などの主要穴と経絡治療や中医学をミックスさせた東洋医学ベースである。

 この道、25年を超え、臨床に一定の手応えを覚る今日この頃。しかし、必ず、一年に数例は難病や難治例にお目にかかる。今の西洋医学では治癒の難しい突発難聴後の耳鳴り、不眠症、線維筋痛症、パーキンソン病、いわゆるむちうち症(外傷性頸部症候群)、数値的検査所見に異常はないのに愁訴のある症例…もちろん、鍼施術でも改善できないケースもあるのだが、感動的な効果を引き出すことがままある。

 最近、体験した特記すべき症例を紹介する。

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