週刊あはきワールド 2015年12月23・30日合併号 No.455

あはきメンタル~基礎編~ 第9回

成人の発達障害とあはき臨床(2)

~困り感を持つ人への対処法~

目白大学大学院心理学研究科教授 奈良雅之 


 
 前回は発達障害(神経発達障害)の概要、及び発達障害とうつ病との関連についてお話しました。発達に問題をもつ成人は、社会生活における困りごとの多さから、生きづらさを感じて日々を送っている人が少なくありません。

 心療内科医の星野仁彦氏は、子ども時代に発達障害を見過ごされて、成人してからいろいろな困難が生じる人たちを「大人の発達障害」と呼び、いくつかの著書の中で、その治療や対処法を述べています。

 星野氏の「大人の発達障害」に関する内容は、『医道の日本』2012年12月号に「大人の発達障害、治療と現状」というタイトルのインタビュー記事として掲載されています。その中で、星野氏は、あはき師にできることとして、「大人の発達障害」に関する知識を正しく理解すること、本人の話をよく聴くことなどのメッセージを与えてくれています。今回は、発達に問題を持つ成人の患者さんに対して、あはき師ができることについて考えてみたいと思います。

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