週刊あはきワールド 2015年12月23・30日合併号 No.455

【あはきニュース】

AZPだと移動がこんなに楽なの!

第2回「超楽トランスファーテクニック」セミナー開催される

















 介護者が要介護者を楽に移動させられるテクニックを伝授する第2回「超楽トランスファーテクニック」セミナーが12月5日、東京都西東京市の西東京市民会館で開催された。講師は『あはき師のための在宅ケア実践マニュアル』や『AZP理論に基づく変形徒手矯正術』の著者として知られる西村久代氏が務めた。

 西村氏といえば、訪問(在宅)マッサージのパイオニアとして有名で、AZP(解剖学的肢位)理論に基づくさまざまなテクニックを考案し、その普及に努めているが、氏は単に訪問マッサージで用いる技術のエキスパートというだけではない。介護現場で必要なトランスファーテクニックにもAZP理論を応用し、介護者にも要介護者にもやさしい「技術」を確立している。

 トランスファーとは介護者のみの力で行う「移動」のテクニックのことだが、介護者が力任せに無理に行うと、要介護者の体を痛めることになるかもしれないし、痛めなくても不快な気持ちにさせてしまう。そればかりか、無理な姿勢で行うことで、介護者自身の体、例えば腰や膝を痛めることになってしまう。

 この日のセミナーではAZPの重要性が説明されたあと、トランスファーテクニックが丁寧に指導された。床からの立ち上がり、立位から座位、杖の使い方、前方からの歩行介助、側方からの歩行介助、ベッドから車椅子、床からベッド、手のひら返しの術、足の操作の基本、ベッド上での横への移動、ベッド上での上への移動、寝返りのテクニック、座位へのトランスファー、座位での前方へのトランスファー、座位での側方へのトランスファー、 衣服の着脱、内股屈曲拘縮の清潔保持、車椅子での後方からの座り直し、車椅子での前方からの座り直し、仰臥位での良肢位の保持、反側臥位の良肢位の保持、側臥位での良肢位の保持など。ついAZPの姿勢から外れて受講者が実技をやっていると、西村氏がすっ飛んできてすかさず修正。受講者がAZPでやり直すと、「ああ、できた。これなら楽!」などと呟いていた。

 次回(第3回)の「超楽トランスファーテクニック」セミナーは来年6月に開催予定(詳細は≫≫ こちら )。

 
クリニカルストレッチセミナー
2016年1月開催
日時 2016年1月17日(日)
<第1部>9時45分~12時45分
<第2部>13時45分~16時45分
内容 クリニカルストレッチ』をテキストにして、即臨床で使えるストレッチの実技を学ぶ
講師 山下貴士(アスレチックトレーナー)
会場 東京都内
詳細 http://www.human-world.co.jp/seminer/seminer063.html
 
第7回初学者のための「ていしん入門」セミナー
 2016年3月開催
日 時 2016年3月13日(日)12時30分~16時30分(受付:12時~)
会 場 東京都内
内 容 ていしん入門 』をテキストにして鍉鍼の手法・鍉鍼の練習法・鍉鍼の治療法等について学ぶ
講 師 岸田美由紀(脈診流わかば鍼灸院院長)
詳 細 http://www.human-world.co.jp/seminer/seminer065.html
 
第20回あはき師のための在宅ケア実践セミナー
2016年4月開催
日時 2016年4月2日(土)15時~19時(受付14時30分~)
2016年4月3日(日)午前9時30分~午後4時30分(受付9時~)
内容 あはき師のための在宅ケア実践マニュアル 』をテキストにして“解剖学的肢位(AZP)理論に基づく在宅ケア”の実技習得を目指す
講師 西村久代(株式会社訪問リハビリ研究センター代表取締役)
会場 東京都内
詳細 http://www.human-world.co.jp/seminer/seminer066.html




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