週刊あはきワールド 2016年1月6日号 No.456

【新春特別企画】動画で学ぶ「マッスル鍼法」の実技 その1

両手刺手管鍼法の実技を追試してみよう(1)

~斜刺管鍼法の作業工程~

あんしん堂鍼灸院院長 宮村健二 


1.両手刺手管鍼法とは

 両手刺手管鍼法とは押手をしない管鍼法です。利き手を上刺手、非利き手を下刺手とし、両手で鍼を持って刺鍼します。最大のメリットは、押手による組織のひずみが生じないことです。そのため、自然体の組織に鍼を素直に弾入・刺入することができます。刺痛はもちろん、押し込み感などのノイズもなく、低タイムロスでスムーズに鍼を進めることができます。

 マッスル鍼法では、皮膚表面から標的の筋肉のところまで鍼尖を運ぶ必要があります。この鍼尖移送を、「いつ入ったか、どこまで入ったか分からない鍼(これをいつどこはりといっています)」とするために両手刺手管鍼法を開発しました。

2.両手刺手管鍼法(斜刺管鍼法)の作業工程

 両手刺手管鍼法(斜刺管鍼法)の作業工程は次の8工程があります。

工程1 留管

工程2 弾入用下刺手セット
 弾入用下刺手は、次の2タイプから適切なものを選びます。
 ①斜刺薬指型
 ②斜刺母指型

工程3 壁寄せ
 ※斜刺管鍼法の場合、壁寄せは必要ありません。

工程4 弾入(二頭叩打)

工程5 馴染み叩打

工程6 刺入準備
 ①刺入用下刺手セット
 ②除管
 ③預管
 ④刺入用上刺手セット
 ⑤RF

工程7 第1期刺入(鍼道前刺入)
 ①下刺手圧鍼T(愛称田植え圧鍼)
 ②上刺手圧鍼H(愛称ハンドリング圧鍼)
 ③両手圧鍼TH
 ④リリースR
 ⑤フリーF
 ⑥リリース&フリーRF

工程8 第2期刺入(鍼道後刺入)
 ①上刺手圧鍼H(愛称ハンドリング圧鍼)
 ②テークバックB

3.動画で見て、追試してみよう

 “百聞は一見にしかず”と言います。動画を用意しましたので、両手刺手管鍼法(斜刺管鍼法)の作業工程を見てください。そして、皆さんも実際に追試してみてください。“いつどこはり”を体感できると思います。

 なお、両手刺手管鍼法については、拙著『マッスル鍼法』に詳しく解説しましたので、よろしかったらご参照ください。
 

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