週刊あはきワールド 2016年2月3日号 No.460

◎◎はこう治す! 私の鍼灸治療法とその症例 File.22-3

痹病はこう治す!(その3)

~痹病に対する北辰会方式による症例~

(一社)北辰会理事・学術部長 奥村裕一 


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 いままで、「北辰会方式による鍼灸治療法」および「痹病の定義と病因病理」について解説した。今号では、「痹病に対する北辰会方式による症例」を紹介する。

北辰会方式による症例

 症例は比較的発症初期に来院され、情志の抑鬱が主にかかわった2例である。

症例1:62歳、女性
 平成X年7月初旬、左肩から痛み出し、その後右踵➡右示指➡右環指➡左手指全体➡両膝屈伸障害へと痛みとともにひろがっていく。

 7月中旬にリウマチ科を受診。内科も受診、レントゲン・エコー検査・血液検査するも五十肩と診断される。

 その後も症状改善されないため、9月初旬再び病院のリウマチ科を受診しリウマチ性関節炎と診断され抗リウマチ薬を処方される。

 サラゾスルファピリジン腸溶錠を服薬し痛み少し緩解するが、異常なだるさが出たため服薬中止することとなる。

 10月中旬、息子の友人紹介で来院される。

 初診時の主訴症状は手指全体で指先にかけての痛みでとりわけ手足の母指に違和感がある。

 また手掌紅斑が顕著に見られ痒みもともなっていた。
 

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