週刊あはきワールド 2016年2月17日号 No.462

気の医学 臨床から診た世界 第14回

7つの診立てと施術方法

美的健康サロン 鍼灸希心院院長 安達一彩 


◎第12回 冷え性の始まり
◎第11回 ロウソク瞑想
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 病とは気の滞った状態ですから、これを解消するには、さまざまなアプローチがあります。結論からお話すると、「流す」「移動する」「取る」「解く」「入れる」「調える」「活性化する」の7つです。エネルギー処置の仕方を分かりやすい言葉で表現しました。この方法を覚えるとさまざまな症例に対応できるようになります。

 治療のベースとなる考え方は、エネルギーを正して肉体の健康を回復するというシンプルなものです。常識、固定概念に捉われず、身体をエネルギー視点からとらえる意識が大切であり、そこからがスタートです。病というのは、生命エネルギーを妨げるエネルギーが発生する状態で2つに分かれるという性質があります。「虚と実」2つに分かれることによりエネルギーを停滞させ病気になるのです。そこで、この滞ったエネルギーを均衡化する方法をお伝えします。

第1アプローチ:「 流す」について

 病というのは、生命エネルギーを妨げるエネルギーが滞っている状態ですから、これを解消するには、そのエネルギーが流れるようにするとよいのです。妨げるエネルギーには、性質があって、それは必ず2つに分離するという特長をもちます。どのように分離して妨げるエネルギーとなるのか。これを知っておくと治療するときに役立ちますが、東洋医学の言い方だと「陰と陽」「虚と実」という形態を通して二分離して停滞する性質をもちます。ゆえに病を治すというのは、その停滞しているエネルギーを均衡化することで解消することできるのです。病をなすエネルギーは、二分離するときにバランスが崩れた状態を生みます。数値的に説明します。全体のエネルギーを10とし、そのうち虚という状態が2とすると実という方は8となります。このようにバランスが崩れた状態で病が生じます。

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