週刊あはきワールド 2016年2月24日号 No.463

活きたツボを捉える切経探穴法 第23回

体内の切経探穴総説

蓬治療所 戸ヶ﨑正男 


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はじめに

 今までは、運動器系の切経探穴法を解説してきました。これはいわゆる体表の切経探穴法です。これから取り上げる内科系、婦人科系、精神科系等は体内の異常が主となります。五臓六腑等(体内)の異常が体表に現した状態を切経探穴することになります。今回はこの切経探穴を考案するに至った過程を説明します。

 とは言っても今までと全く新しいことを言うわけではありません。すでに出てきた大局切経探穴をどのように創ったか、また、これから述べる詳細切経探穴を行う場をどのように選択したかということを示すことなのです。

 これを具体化するには伝統医学の考え方だけでは不完全であり、西洋医学(近代医学以前)の考え方を導入して初めて可能になります。

 経絡論や蔵象論は陰陽五行論を基にすでに完成されていますが、江戸時代の日本の漢方家(特に古方派)がこの思弁的側面を否定したように、私もこの考え方を全面的に受け入れることはできませんでした。そこで、内臓と体表の関係を研究した西洋医学関係書籍の中からヒントになることも臨床実践の中で検証してきました。

 東西両医学のこのような考え方を、臨床実践を通じて取捨選択し、確かな内容を整理して、それを基に作ったのが大局切経探穴法であります。また、これから説明する詳細切経探穴部位の選択です。まだ完全ではなくこれからまだまだ修正があるかと思いますが、現時点での内容を提示します。

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