週刊あはきワールド 2016年2月24日号 No.463

あはきメンタル~基礎編~ 第11回

七情について(2)

~七情と認知療法・認知行動療法の接点~

目白大学大学院心理学研究科教授 奈良雅之 


◎第10回 七情について(1)
       ~感情と認知~
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 七情は「怒」、「喜」、「思」、「憂」、「悲」、「恐」、「驚」の7つで、過ぎると病の原因となる「感情」と位置づけられています。

 筆者は、前回、七情を認識過程と感情過程から成り立つとする中医心理学七情モデルに注目し、その現代心理学と相性の良さを指摘しました(中医心理学についての概要は、『あはき心理学入門』第1章でも紹介されているのでご覧ください)。

 現代心理学の成果の一つに、認知療法・認知行動療法の開発が挙げられます。認知療法・認知行動療法は、うつ病をはじめ、パニック障害や社会不安障害、強迫性障害などの不安障害、パーソナリティ障害、双極性障害(躁うつ病)、統合失調症など多くの精神疾患の治療法として注目されている心理療法の一つです。

 ここでは、認知療法・認知行動療法と七情の接点について考えてみたいと思います。

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