週刊あはきワールド 2016年3月9日号 No.465

解剖学に基づくアスリートの身体の見方・治し方 第22回(最終回)

全身の連動性を考慮したエクササイズ (その2)

~スワイショウとクロススイング~

ATC&鍼灸師 山下貴士 


◎第19回 足関節
       ~背屈可動性の重要性~
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 運動連鎖を考慮するということは、よいフォームで、効率よく、全身を使って動作するということです。上虚下実の理論に基づき、下半身はしっかりとし、上半身は楽に動かすことは、運動能力の向上とともに、けがの予防にもなります。

 下半身の安定と上半身のリラックスを考慮したエクササイズは、日本生まれの四股やロシア生まれのケトルベルだけでなく、中国生まれのスワイショウにもあります。スワイショウをエクササイズといってよいかどうかは、配慮が必要ですが、中国の伝統的な健康法であることは間違いないと思います。ちなみに、古武術家の河野智聖氏は、著書『日本人力』(BABジャパン)の中で、日本人は他のアジア人よりロシア人と共通の体文化を持っていると、述べています。

上半身のリラックス:スワイショウ

 下半身は四股で、しっかりと鍛えることができますが、上半身には力が入ってしまい、うまく上虚下実の状態に持っていけないことがあります。立位の全身運動で、下半身をしっかり安定させながら、上半身をゆったりと動かす運動にスワイショウがあります。
 

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