週刊あはきワールド 2016年3月9日号 No.465

気の医学 臨床から診た世界 第15回

気とは何か

美的健康サロン 鍼灸希心院院長 安達一彩 


◎第12回 冷え性の始まり
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 今月から「そもそも論」についてお話しますので、文体を「ですます」調から「である」調に変えます。目に見えない気というエネルギーなどを説明するのに、これのほうが相応しいと考えたからです。よろしくお願いいたします。

気と身体

 陽気な人、陰気な人、気が薄い、気が張ってきる、気のせい、などなど日常で使われる「気」という言葉はとても多い。気は確かにある。実際に気というエネルギーは、身体を包むように1mから2mほど覆っていて身体内にも流れ、健康に関わっている。直接目に見えにくいために関心を示されにくいが、病になると「気が病む」ことになり、「病気」となって健康を害するので、「気」ってどういうことと知りたがる人もいるだろう。

 身体と気はどういう関係性を持っているのか。これにはまず、人間の身体の元の構造を知ることが必要となる。実は身体は、肉体だけで成り立っているのではない。これが前提で、そんなことあるわけないと考えると前に進まない。

 直接目には見えないエネルギー体と目で確認できる肉体との複合で構成されている。それぞれ次元の異なるもの同士が一つの生体として活動するには、それを繋ぐ接着剤のようなものを必要とする。それが気というエネルギーで、空気のようなものでありながら、科学ではまだ解明されていない生命を養うエネルギーがあって、東洋医学ではそれを「真気」または「正気」として言い表している。身体を養う気というエネルギーはとても精妙で次元が高くスムーズに流れる性質を持っているようだ。自然環境にあって風や雨をもたらすエネルギーと対比するとその差は歴然としている。

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