週刊あはきワールド 2016年3月16日号 No.466

在宅ケア奮闘記 その111

20年間私の技術を向上させてくれた筋ジストロフィーのKさん逝く

訪問リハビリ研究センター代表 西村久代 


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 今年は寒暖の差が激しすぎて、元気な私たちでさえ体調を維持するのに苦労している。花粉やPM2.5、黄砂も飛来してきて呼吸がしにくくなっている。

 患者さんたちは今まで以上に不調を訴える方が多くなっている。亡くなったり入院してしまう患者さんが今年は目立って多くなっている。その中でも先月、緊急の知らせをしてきた患者さんがいた。その訃報を聞いた時、誰が亡くなったのかまるでピンとこなかった。まさか想像もできない突然の死であった。

「0時31分、今…」とお兄さんからの連絡

 筋ジストロフィーのKさん。55歳独居女性。不幸な偶然が重なって死亡した。鼻装着型の人工呼吸器を使用していた。医療保険、介護保険と障害者支援、他人介護など種々のサービスを利用ながら、24時間誰かが彼女の家の中にいる状態ができていた。
 

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